蚤の市

フランスに来た頃は、vide-grenier(屋根裏部屋を空にする)や brocante(古物売買)と呼ばれる蚤の市によく行きました。

蚤の市 最近行った村の蚤の市

初春から初冬にかけて毎週違う町や村で催されるのです。ですから同時にこの地域の美しい場所を訪れることができました。都市の定期的に催されるbrocanteは主にプロの古物商が軒を並べていますが、大体各市町村が年1回ほど催すものは、地元住民がいらないけれど、捨ててしまうには気が引ける品々を手放し、また、ちょっとしたお小遣いを稼ぐ良い機会です。いつも週末に行われるので、家族総出、または、友人と共に、店を出し、そのそばでお昼時には楽しそうにワインで食事をとっていたりします。品物の値段も大抵あまり欲がなく、掘り出し物に出会うこともあります。また、小さい子ども達が、もう使わなくなったおもちゃや本を親の傍らで売っているのもほほえましいです。



お菓子を売ってハイチへの寄附に そばで飲み物・お菓子を売ってハイチへの寄附に

私は、陶器が好きなので、いくつか買い集めました。フランスの各地域の陶器(時々外国の物も。多分旅行土産でしょう。)、もう閉鎖された窯のもの、今も続く窯の昔の版などです。使い古された様々な、生活用品に、この国の文化や情緒を感じたものです。
最近では、目が慣れて、蚤の市のものは古くさく感じて足が遠のいていましたが、暖炉の奥に取り付ける飾り模様の付いた鉄板(真っ黒)を探している友人と、先日、数年ぶりに近くの村の蚤の市に出かけました。この日は、遅く行ったこともあり、どれもがらくたのように見えてしまいましたが、それでも、お対のベッドスタンド2個を2ユーロ(約300円?)、しかし、コードが1つ欠けていたので、1.50ユーロにしてもらって、手に入れました。今だに点くか試してはいませんが。
この一緒に行った友人のアドバイスは、蚤の市で良い物を見つけようと思ったら、朝一(6時くらいから店を出したりしています。)、そうでなければ、蚤の市終了の1時間ほど前に行くこと。残り物一掃を図り、値段を一気に下げたりするそうです。
パリでは、クリニャンクールの蚤の市が有名ですが、フランスの田舎の美しい景色を愛でつつ、金儲けが主たる目的ではない、地元住民の蚤の市、面白いですよ。


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